こんにちは、花粉症がつらい税理士の磯谷です。
ところで、いつの間にか所得税確定申告のシーズンとなりました。
今年の所得税の確定申告提出期間は2/17~3/16です。
花粉とともに、毎年やってきます。
この時期、税理士は所得税申告がどうしても集中するため、「繁忙期」といった辛い感じになるとかならないとか。
私はというと、1月から少しずつ準備をしてきているので申告自体は大丈夫です。
そんなことより花粉症のほうが辛いです。
税理士の無料相談(毎年恒例行事)
そんな感じで、税理士それぞれが抱える自分の仕事もさることながら、この時期は参加しなければならない公務的な仕事もあります(日当はちょっと出ます)。
それが「税理士による無料申告相談」です。
税務署、税理士会、青色申告会などが主宰する恒例イベントでして、地元の役所・税務署・公民館などの特設会場を設営して個人納税者の申告をサポートする行事です。
これは税理士の義務となっており、毎年数日、ほぼ必ず駆り出されます。
私は今年、2/17と2/19の2日間行ってきました。
まあー、混む。
ちなみに松戸税務署管轄エリアは、個人の所得税申告数が全国でもトップ5に入る数だそうです。
14万人ぐらいだとか。
(現場の個人課税統括官の方にお伺いしました)
無料申告の対象となる方
対象となる方は、こんな感じです。
※エリアによって、対応可能な範囲は異なると思われます。
①給与所得者および年金受給者
②事業所得、不動産所得の所得が300万以下の人
③課税売上高が3,000万以下の消費税課税事業者
無料申告の対象とならない方
①譲渡所得(株の売買、不動産の売買)
②仮想通貨
③住宅ローン控除の初年度申告
④所得が高額な人、複雑な申告となる人
利用してもいいんじゃないかなという方
この無料相談会は、以下のような方は使ってもいいかも知れないです。
①年金受給+医療費がかかっているお年寄り
②ふるさと納税とか絡めたい給与受給者
③事業を始めたばかりでよくわからないけど申告したい人(小規模で)