独立に向いている人・向いていない人

独立

こんにちは、バイクのオイル交換でオイルまみれになった税理士の磯谷です。オイルフィルター交換時にまみれました。

 

ところで、今日は独立に関するテーマを。

 

独立に向いている人・向いていない人について。

 

特別な事情がない限り、大人になったら皆働くわけですが、働き方としては大きく分けて「経営する」「雇用される」のどちらかです。

 

この働き方は、僕の経験上、「どちらが向いているか」という、その人自身の資質みたいなところに関連してくると思います。

 

どういう人が独立に向いているのか、または向いていないのか、挙げていけばキリがないですが、的を絞って考えてみたいと思います。

 

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独立に向いている人は「協調性が無い人」

うん、まず表現が悪い。でも、これはあると思います。

 

いきなり「協調性が無い」とかいうと、印象悪いかも知れません。

例えば、以下のイメージが湧いたりすると思います。

 

・周りに協力しない

・周りのペースに合わせようとしない

・勝手な行動をする

・言うことを聞かない

 

こういう人は、一般に「協調性が無い」とか言われたりするんじゃないでしょうか。

一般に、「空気が読めない奴」ともいえるかも知れません。

 

たしかに、こうやって単純に言葉だけとってみると何かやばそうな奴に見えますし、面倒くさそうな奴かと思われますが、僕が考える「協調性が無い」というのは、そういった表面的な意味合いではないところです。

 

「協調性が無い=自分勝手で周りに悪影響をまき散らすだけの人間」

というような意味ではなく

 

周りと必ずしも同化することなく、流されることなく、常に主体的に行動する人間

に近いイメージで考えています。

 

冒頭で挙げたような行動をすることによって、悪影響を与えるだけのようなら、ただのダメな奴には違いないと思うのです。

 

そうではなく、例えば冒頭の「周りのペースに合わせない奴」ひとつとっても、例えば「予定調和ではなく何か新しい発想や考えを出そうとする奴」みたいなイメージであれば、ちょっとニュアンスの感じ方が変わると思います。意図しているのは割とそっちです。

 

推進力があるというか。開拓心があるというか。

少数派であっても、試したいと思うタイプ。

行動が先にくるタイプ。

 

これって、人によっては「せっかく全体で決まりかけていた事柄をひっくり返すような空気の読めない奴」と思うかもしれないけど、もたらすものがポジティブなものであるなら、それは誰にも悪影響を与えないかと思います。

 

「協調性の無い人=場を乱す人」みたいに捉えるパターンが一般に多いように個人的には感じるのですが、そういう感じではなく。

 

また、単に悪影響しか与えない人というのは、「人望が無い」ケースが多いです。

 

しかし、上記の例えでいう「協調性が無い人」というのは、特異に見えるかもしれませんが、必ずしも人望が無いわけではないです。

 

やっぱり、独立して仕事するというのは形はどうあれ「人とのつながりや協力」が無いと出来ないものだと思います。

 

むしろ、独立する人は、そのあたりは極めて大事にしています。

 

ひとり税理士でやるにしても、協力者というのは必ずいるわけです。そこは物凄く大事にしています。

 

日本では「協調性を身に付ける」というような話を小学校とかでもテーマとして掲げますが、往々にして「足並みを揃える人間」「予定調和な人間」「上司に従う人間」といった意味合いに感じることがあります。

 

対して海外では、例えば教師の話は「ひとつの参考意見」なだけであり、必ずしも従うべき絶対的なものではないです。生徒たちは、違うと思ったら反論するし、異なる意見を投げあうことが普通といいます。

 

世界的にみても、日本はサラリーマン比率が高い国ですが、このような環境も、少なからず影響しているのかも知れないです。

 

時と場合によっては、少数派で奇抜であっても、好奇心を実行に移すタイプ。

とにかく、やっちゃいたいタイプ。

通信簿に、「協調性が無くどうしようもない」と書かれるタイプ。

 

なんていうか、「独立に向いている人」というのは、こういう意味での「協調性の無い人」なんじゃないかな、と思います。

独立に向いていない人は「受け身のタイプ」

対して、独立に向いていない人はだいたい「受け身のタイプ」だと思います。

これも、言葉の印象としては必ずしも良いとはいえないかもしれないですが、「良い悪い」ではなく「向いているかどうか」という点でいえば、間違いなく受け身のタイプは向いてないです。

 

例えば

・就業時間が毎日9時~18時みたいに予め決まっているほうが良い人

・役割を誰かに与えられたい人

・既存の仕組みの中にいたい人

 

こういう感じで動きたい人は、雇用される方が向いていると思います。

 

何度もいうように「良い悪い」ではなく、「与えられた仕組みの中の方が実力を存分に発揮するタイプ」っているんです。

 

自由すぎると、逆に困るみたいな人です。

ある程度整備された環境下の方が動きやすい人は、雇用が向いていると思います。

 

会社のNo.2みたいな人は、トップには向いてないけど組織のバランス力に長けているケースが多いです。

 

なお、独立するかしないかという「動機」という点では、「消去法」で考える人も向いてないと思います。

 

例えば、単に

・今の職場が気に入らないから独立する

・仕事がつらいから独立する

・いまの収入が不満だから独立する

 

こういうの「だけ」で独立しようとするなら、独立はできても、継続は無理だと思います。

 

単に現状から抜け出したいだけであって、そのための策として独立が最善かどうかは、また別の話だからです。

 

あまり偉そうなことは言うべきではないですが、往々にして、独立していく人は、今の現状に不満があっても、そこで何か成果を残して出ていくものです。納得させる力があります。

まとめ

独立に向いている人・向いていない人について書いてみました。

このテーマについては色んな見方があるので、「これが正しい」というのはないと思います。

とにかく、自分がどんなタイプなのかは、いったん考慮しても良いと思います。

 

編集後記

流鉄流山線に息子と乗る。

全6駅、総所要時間約11分の超ローカル線。

天候を無視して走り続ける最強の鉄道だと思います。

一日一新

流鉄流山線では交通系ICなど通用しない

磯谷雄大(いそやたかひろ)
書いている人
磯谷 雄大

公認会計士・税理士。
松戸市在住の38歳。
公認会計士として14年、税理士として10年経過。
個人事業・中小企業の税務サポートと融資支援が得意。
現在は「一人で自由に生きる税理士」として活動中。
事業を継続するため、健康を保つために「筋トレ+サウナ」を習慣としています。
あと、よく木更津で釣りしてます。

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