こんにちは、サウナ税理士の磯谷です。
もはや習慣となっているサウナ。
礼拝とか、そういうレベル感で生活の一部として昇華されつつあります。
サウナはストレス解消・疲労回復・快眠効果といったメリットがあるので、ビジネスパーソンにとって、相性が良いです。
仕事のパフォーマンスも、各段に上がります。
そんな感じで今回は、「サウナの入り方」について記録したいと思います。
サウナの入り方(温冷交代浴)
サウナの入り方には、色んな入り方があります。
一般的に知られているのが「温冷交代浴」という方法。
これは、「①サウナ→②水風呂→③外気浴」のサイクルを1セットとして行う入浴法です。
どれか1つだけやるよりも、このサイクルを経由した方が気持ちよくなれます。
このサイクルは、2~3セット繰り返すと良いです。
なぜ気持ちよくなるのか?(温冷交代浴の仕組み)
温冷交代浴は、「①サウナ→②水風呂→③外気浴」のサイクルを1セットとして行う方法ですが、身体のメカニズム的には、「自律神経系を刺激すること」で気持ちよくなります。
自律神経は、内臓・血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
この自律神経系には「交感神経」と「副交感神経」があり、これらを温冷交代浴によって交互に優位な状態にカラダの中を強制的にスイッチすることで、調整(リセット)を行うというものです。
①熱いサウナ→交感神経優位
熱いサウナに入ると、身体が温められ、体温が上昇して発汗します。
また、血管が拡がり、血流増加・血行が良くなり、老廃物など疲労物質も排出されます。
このとき、自律神経系のうち「交感神経」が刺激され、優位になります。
「交感神経」は、たとえば労働やスポーツなど、アグレッシブな行動をしている時などの緊張状態下において優位になります。
熱いサウナによって身体が過酷な環境下に置かれると、カラダが危機的状況だと判断します。
②水風呂→交感神経優位
熱いサウナに概ね8~12分程度(人それぞれ)入ってから、水風呂に入ります。
そうすると、再び「交感神経」優位となります。
これは熱いサウナに入った直後に、今度は冷たい水風呂に身を投じるわけなので、やはり刺激的な環境下といえます。
このとき、サウナによって拡大した血管が冷却によって収縮し、皮膚表面の血流が低下します。
③外気浴→副交感神経優位
最後に、外気浴です。
サウナ→水風呂という過酷な環境に身を置いて「交感神経」を刺激したあとに、そこから脱して外気にカラダを預けることで、一気に「副交感神経」が優位となります。
「副交感神経」が優位となる状態は、カラダがリラックスしている状態といえます。
外気浴をすると、血流が平常時の水準に戻っていきます。
※通常、活動している日中は交換神経優位、眠くなる夜になるにつれて副交感神経優位となります。
これは、環境的に平穏な状態に身を置くことで、カラダが安心を得るようにリラックスすることで作用するわけですが、温冷交代浴はこのように
過酷な環境(サウナ+水風呂)→平穏な環境(外気浴)に急激に変えることで、カラダが強制的に「交感神経」と「副交感神経」を交互にスイッチするという効果を利用する方法
となります。
このサイクルを2~3セット行います。
その結果、目まぐるしい環境変化を強制的にカラダに体験させることで、自律神経を積極的に刺激して、カラダのコンディションをととのえる効果につながります。
また、このとき、
カラダ:「サウナと水風呂によって体内のアドレナリンなどが分泌されて興奮状態にある」
一方で
心:「外気浴によってリラックス効果によりアタマが非常に冴えている不思議な感覚になる」
のを、俗に「ととのう」といっています。
カラダと心が、リセットされる感覚になるのですが、これが、何とも不思議な多幸感に包まれるわけです。。
カラダがメンテナンスされて軽くなり、アタマの中が晴れ渡るようにシャキッとします。
この辺りの感覚はもう、体験するしかないので、やってもらうしかないと思います。
まとめ
サウナの基本的な入り方のひとつ、「温冷交代浴」について触れました。
ほかにも、色々な入り方がありますが、僕は基本に忠実に、この方法で主に毎回3セット行います。
肩こりや疲労回復が主な目的ですが、最早これが無いと仕事できません。
(身体メンテナンス上、厳密には、筋トレもサウナと双璧をなす重要な要素です)
カラダのコンディショニングに気を遣っている経営者の方は沢山いらっしゃいますが、経験上、サウナを活用すると本当に仕事の能率が上がって結果が出やすくなります。
事業を継続したいのであれば、売上の前に自分のコンディションが優先となります。
僕のクライアントの経営者様にも、サウナをすすめています。
カラダと心のメンテナンスに、ぜひ、サウナ。