場所と時間の解放で自由になる〜テクノロジーの進化に乗っかる〜

自由な生き方

テクノロジーの発達のお陰で、どこでも仕事ができるようになっています。

特に近年、モバイルデバイスが仕事に与える影響は大きいです。

場所や時間に縛られない自由な働き方。

いま、ワークスタイルに大きな変化が訪れつつあります。

※今年はサマソニ東京1日目に参戦。The1975と愛するB’zを観に。

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スマホの威力〜働き方革命〜

場所の解放

従来型の働き方として、朝から会社に出勤→夕方定時退社(または残業)という、「会社に集まって働く」というスタイルが当たり前でした。

すなわち、基本的に働く場所が「固定」されている状態です。

これは、仕事をするために必要な情報や資料などが会社という一箇所に集約されていて、そこに行かないと仕事が成り立たなかったという時代背景が要因の一つにあると思います。

資料は全て紙でしたし、情報も基本的にはデスクトップパソコンのローカルの中。

通信も電話しかなかったし、しかも固定電話しかなかったので、そこにいる以外の選択肢がなかったかと思います。

(昔は帳簿なんかも会計ソフトが無い時代は全て紙だったので、よく貸借が合わなくて電卓叩きまくってたと会計士勤務時代の上司からよく聞いてました。)

いまは、iPhoneをはじめ、スマホが仕事レベルで使えるまでに機能が発達してます。

またクラウドストレージサービスなど通信技術や情報共有も10年前とは考えられないくらい発達してますし、セキュリティ面も問題ないレベルになっています。

加えて、いまはSkypeなど色々な選択肢があり、わざわざ一定の場所に固定して会議とかしなくてはならない環境でもありません。

こうして、モバイルデバイスとインターネットテクノロジーの発達のお陰で、正直どこかの場所に固定されて仕事をする必要性が無くなってきている状況になっています。

特別な要因がない限り、働く場所は、もはや会社という場所から解放されているとも考えられます。

時間からの解放

働く場所から解放されるとなると、わざわざ会社に行って就業時間に拘束されることが強制されなくなります。

仕事量の大小に関わらず、何にせよ、まずは就業時間のあいだは時間的にも「固定」されます。

この時間の固定に、勤務時代は多少疑問を持っていました。

例えば工場のように何か継続的にプロダクトしているような仕事であれば、ワーカー側の動きとしても就業時間のような時間の拘束感があっても多少馴染むかも知れません。

一方で、多くの人が当てはまる会社勤めのような、いわゆるホワイトカラーは、本来は時間よりも成果を求めるべき仕事が多いはずで、必ずしも時間が仕事の価値を生むファクターとなるとも限らないと思うのです。

働く場所が拘束されないとなると、そこに身を置く必要がないので、その場所以外でやれるような行動の選択肢が増えます。

また、場所に縛られない環境であれば、例えば仕事の合間や、細切れのスキマ時間を見つけて時間も有効に使えるようになります。

遠隔で複数の仕事を進めることもできるため、この場所や時間に縛られない状態は、複数の仕事(=複業)をする環境が進んでいるともいえます。

テクノロジーによる働き方の変化

どこでも仕事ができる

テクノロジーのおかげで、このように場所や時間に縛られない環境が進んでくると、もはやどこでも仕事ができるような感じになります。

どこでも仕事が出来る環境は、自分の自由なライフスタイルを作るのに良い効果をもたらします。

税理士業だけで考えても、例えば顧問契約の中の税務相談などは場所や時間に関係なくメールやSNSでできるし、以前は事務所にいなければ難しかった資料の閲覧とか受け取りなども、いまはクラウドストレージなどで場所や時間に関係なく即共有できます。

申告だって、いまはe-taxなので通信環境さえあれば離島でもどこでもできます。

(といいつつもクライアントによっては、場所の制約があるケースがまだまだありますので、そこはなんかうまく変えていきたいなぁという感じです。)

働く場所の制約が無くなってくると、だんだんプライベートとの垣根も低くなってきます。

今年は合間にサマソニに参戦しましたが、その間、3件の税務相談と新規案件の調整を遠隔で行いました。

特にオンとオフを分けているつもりはないので、どこで何をしていても、遊んでいても仕事をしていても、成果があれば良いわけで、どちらも同じぐらい大事にしています。

複数の収入源が作りやすくなる

場所や時間から解放されると、それは結果的に、複数の収入源を作り易い環境になるんじゃないかなと思います。

従来の会社に固定のスタイルだと、場所と時間の拘束があったので、なかなか他の動きやスキマ時間を有効に使いづらい環境でした。

でも場所や時間にある程度裁量があると、同時並行で別のことができたり、使いづらかったスキマ時間を活かす余地が出てきます。

いまテレワークとか時短とか、そういう流れですが、今まで場所や時間が限定されるせいで働けなかった主婦層が、家事という仕事のほかに再び外の仕事という面で輝き出したりしてます。

この方たちは本来、家庭に入ることにより労働環境がマッチしなかっただけで、働く機会さえあれば本来かなり優秀な人も潜在的に多いと聞きます。

また、モバイルテクノロジーによりメルカリやUberなど、場所と時間に裁量があれば、サラリーマンでも複数の収入を作る機会や環境が多くあります。

これは、別の記事「税理士で独立すると決めたきっかけ」でも書いてますが、「ひとつの収入源しかない状態」は元来非常にリスクがあると僕は考えているので、複数得られる可能性がある環境は、だいぶ好ましい状態なのではと思います。

税理士として独立しましたが、場所と時間の制約がない環境のおかげで税務以外の仕事も作りやすいし、売り方も様々だし、複数の柱を持てるようになっています。

また、場所を変えることによる刺激のおかげで思考の柔軟性を高められるので、新しい仕事の発想に繋がるメリットが出てきたりします。

雇う側の仕組みも変わる

大手企業も、場所と時間をフリーにしていく環境づくりに積極的な流れもあります。

カルビーとかそうだと思いますが、副業禁止とかにするよりは、こっちの自由度が高い方が結果的に優秀な人材が残り、コスト的にも、効率的な経営に改善できる場合があるとか。

これは否応無しに成果を求められるため、中途半端な人材を整理しやすくなる面があるためだと思います。

そうすると、そもそも会社側も大量の人員を抱えて非効率な経営をする必要がなくなるので、終身雇用なんかは今後は一層馴染まなくなるのではないでしょうか。

これからの流れに乗る

場所と時間にフリーになる環境は、テクノロジーの発達を背景により身近になっていくと勝手に思っています。

なので、これからは新しい技術や流れに乗り遅れないための勉強や努力も一層必要なのかなと思います。

うまくハマれば誰もが複数の収入源に繋がる可能性があると思いますし、自由な時間を作ることでライフスタイルやワークスタイルを自分主導でデザインし易くなると思います。

うまくいかないこともまだまだありますが、動きやすい環境を作るために工夫や努力を続けていきたいなと思います。

磯谷雄大(いそやたかひろ)
書いている人
磯谷 雄大

公認会計士・税理士。
松戸市在住の37歳。
公認会計士として14年、税理士として10年経過。
主に「設立+創業融資+税務」に特化して創業初期に悩むお客様をサポートしています。
現在は「一人で自由に生きる税理士」として活動中。
事業を継続するため、健康を保つために「筋トレ+サウナ」を習慣としています。
あと、よく木更津で釣りしてます。

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